自動車メーカーの期間工の契約期間は?

契約は更新制で最長期間はメーカーによって異なる

自動車メーカーの期間工として働く場合に注意したいことは、一般企業の正社員のように長く働けるわけではないということです。期間工は有期雇用となっており、能力や勤務態度などの評価に応じて雇用期間を更新していきます。契約期間はメーカーごとに異なりますが、3ヶ月から6ヶ月の間で期間を定め、初回契約期間の開始から2年11ヶ月後もしくは4年11ヶ月後まで雇用している所がほとんどです。

最長で勤務可能な期間が上記のようになっているのは、それ以上長く契約すると正社員として雇用しなければならなくなることが理由です。労働基準法の第14条に労働契約の期間に関する規定が設けられており、有期雇用の場合は原則として3年、専門的な知識や技能が必要な労働については5年を超える期間の労働契約を締結することができません。一時的に生産に必要な人材が欲しいだけの自動車メーカーは、この規定に抵触しないように期間工を募集しています。

実際には最長の契約期間が来る前にやめる人が少なくない

実際の期間工の仕事現場では、最長の2年11ヶ月もしくは4年11ヶ月に達する前にやめる人が少なくありません。やめる理由としては仕事の大変さや、契約期間中に住むことになる寮の環境の悪さ、人間関係の悪さなど、労働面の理由やプライベート上の理由が挙げられることが多いですが、減産を実施するための工場操業の一時停止といった企業側の事情で契約期間の更新が行われないことがあります。期間工は短期間で多くの収入を得られる可能性がありますが、契約期間中は不安定な状況で仕事をすることを余儀なくされます。

もし、期間工として働く場合は、企業側の一方的な理由で雇い止めがされることがないように、契約書に記名押印をする前に契約期間を含めた雇用契約の内容を十分に確認しておきましょう。

期間従業員は企業が直接雇用する契約社員のことで、製造工場や自動車工場で勤務します。寮が用意されていることが多く、給与が高い傾向があるのが特徴です。